浄正橋デンタルクリニックでは、様々な矯正歯科治療を行っている、医療法人優祉会の「大阪デンタルクリニック」と対診関係にあります。
大阪デンタルクリニックは大阪駅より徒歩5分で、北新地駅からは徒歩すぐのところにあります。
歯科矯正をご希望の患者さまや、治療を進めるうえで矯正が必要となった場合は、上記クリニックにて受診いただけるよう紹介状をお渡しし、ご案内させていただきます。
浄正橋デンタルクリニックに歯のクリーニングなどでご来院いただいている方も、矯正治療をお考えであれば、一度ドクターにご相談ください。
歯並びやかみ合わせが悪いと、審美的な問題だけでなく虫歯や歯槽膿漏に
なりやすくなったり、発音がおかしくなることもあります。
また、肩こり、いびき、歯ぎしり、腰痛や顎関節症、虫歯、歯周病などに
罹患する原因となり得ます。食べ物を噛む能力も低くなります。
矯正とは、このような障害を改善して心身ともに健康な状態にするとともに、
不正状態にならないように予防する歯科医学です。
歯には、力を加えられるとその方向に移動する性質があります。
その性質を利用して、口のなかに矯正装置を入れ、歯に一定の力を
持続的にかけて人工的に動かし、悪い歯並びや噛み合わせを治すのが歯列矯正です。
矯正といえば金属のワイヤー装置のイメージが強くて、大人になってからだと見た目が気になってなかなか矯正に踏み切れない方も多いのでは?
今世界中でブームとなっている「インビザライン」は、従来のワイヤー装置ではなく、透明なマウスピース型の「アライナー」と呼ばれる装置をつけて、歯列をきれいに整えていく矯正方法です。
透明で人に気づかれにくく、食事の際にはマウスピースをご自身で取り外すこともできるので、30代~50代の大人の方に多く選ばれています。
インビザラインは、2019年1月現在で世界100カ国以上で提供され、累計640万人を超える患者様が治療を受けているマウスピース矯正です。
最新の歯科矯正理論と先端技術により、独自のソフトウェアで治療スタートから完了までどのように歯が動いていくかをシミュレートしたうえで治療計画を立てていきます。
治療計画に基づき、少しずつ形の異なるマウスピースを通常2週間ごとに取り換えながら、歯を徐々に移動させていき歯列を整えます。
インビザラインは透明なマウスピース型の矯正装置ですので、従来のワイヤーやブラケットを使った矯正に比べて目立たず、周囲の人に矯正をしていることが気づかれにくいメリットがあります。
大人になると、お仕事などで人前に出る機会が多い方もおられると思いますが、そういった方でも安心して治療を進めていただくことができます。
ご自身でマウスピースを取り外すことができるので、食事や歯磨きも今まで通り行えますし、お手入れもしやすく、お口の中を衛生的に保てます。
ただし、取り外しができるからこそ、マウスピースを失くしてしまったり、億劫になって着けずにいたためにマウスピースが合わなくなり作り直しの費用がかかったりすることもありますので、ご注意ください。
ワイヤー矯正だと、金属やセラミックなどでできた矯正器具がお口の粘膜に当たり、口内炎になってしまうことがあります。その点インビザラインは、柔軟性のあるプラスチック素材なので、口内を傷つけることがありません。
またマウスピースは厚さ1ミリ以下と薄いため、装着時の違和感や不快感も少なく、徐々に歯を動かしながら矯正するため、比較的痛みも少なくすみます。
従来のワイヤー矯正で用いるワイヤーやブラケットなどの装置は、金属を含んだものが多いため、金属アレルギーをお持ちの方だと矯正治療ができないといったケースもございました。
インビザラインはプラスチックでできたマウスピース装置を用いるので、そういった方でも安心して治療を行うことができます。
日本ではまだまだ「男のくせに」歯並びを治すの?という風潮があるかもしれません。そんな周りの目線が気になる方もおられるのでは?
でも海外では男性が矯正治療を受けることはごく普通のことです。見た目の問題だけでなく、歯並びが悪いと全身の健康への悪影響もあるので、矯正治療を受けることはまったく恥ずかしい事ではないのです。世界的なハリウッド俳優やミュージシャンでも、矯正治療をしたまま堂々と人前に出ています。
歯並びやお顔の状態をチェックします。
上下左右からの写真や、笑った顔の写真もお撮りして、どういう状況なのか・どのように見えているのかを確認して記録していきます。
治療開始から完了まで、歯がどのように動いて治っていくかの様子を3D映像でシミュレーションします。
患者様にもお見せしながら治療計画のご説明をいたしますので、よりご安心・ご納得いただいたうえで治療を開始できます。
2週間ほどかけてドクターが診断およびデータを作成し、インビザライン製造元のアラインテクノロジー社に発注します。
双方向にすり合わせを行い、ドクターが最終承認したうえで、患者様のマウスピース(アライナー)が作製されます。
出来上がったマウスピースを期間に分けて、ドクターの指示のもと交換していき、矯正治療を進めます。
通常は2週間毎に新しいマウスピースに交換しながら、徐々に歯を移動させていきます。
すべてのマウスピースを着け終わるころには、理想の歯並びを手に入れているはずです!!
もう少し調整したい場合なども別途追加料金で承ります。その後は歯の後戻りを防ぐための保定期間へと移行します。
お子さまの場合、6歳~小学校中学年くらいまで、乳歯と永久歯が混在して生えかわっていく段階(Ⅰ期治療)で矯正治療を始めるほうが、永久歯が生え揃ってから(Ⅱ期治療)始めるより効果が出やすくなります。
早い時期から顎の骨格の成長をコントロールして、永久歯がきれいに生え揃うよう上下の顎のバランスを整えたり、歯がきれいに並ぶスペースを確保したりすることで、永久歯になってからのワイヤー矯正の負担や期間をぐっと抑えることができます。お子さまの歯並びが気になる親ご様は、ぜひお気軽にご相談ください。
小児矯正は、6歳~12歳頃の乳歯と永久歯が混在する時期に行うⅠ期治療と、永久歯が生え揃ってから行うⅡ期治療に分けられます。
Ⅰ期治療は主に顎の骨格の矯正がメインとなり、比較的簡単で負担の少ないプレートやマウスピースといった装置を使用して、受け口や出っ歯などの顎のバランスを整えたり、歯列のスペースを確保して永久歯がきちんとした位置に生えるように誘導したりします。Ⅱ期治療は、大人の矯正と同じワイヤーやブラケットといった装置を使い歯列を矯正していきます。
顎骨が成長するⅠ期から治療を始めることで、Ⅱ期治療が不要になったり、Ⅱ期治療が必要でも抜歯しなくてすんだり治療期間が短くなるなどのメリットがございます。
最も大きなメリットは、顎の骨が成長しきってしまう前に、上下の顎のバランスを整えることができる点です。
受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)、顎の曲がり・ズレといったものは、歯並びだけでなく骨格的な問題に起因する場合も多くあります。成長期に治療することで、大人になってから外科矯正などをしなければならないリスクを減らすことができます。
現代では、昔に比べて小顔のお子さまが増えており、そのぶん顎も小さくなって歯の並ぶスペースがなくなり、隣同士の歯が重なり合ったり、ねじれたり、前後に飛び出してしまうケースも多くなっています。
大人の矯正の場合は抜歯してスペースを開けることがありますが、成長期の顎の骨が硬くならない期間のうちに歯列を横に広げておくことで、抜歯をせずに歯列を整えることができます。
取り外しができて歯並び全体に弱い力が働くプレートやマウスピースを使用する場合などでは、負担も少なく安心です。また子供のうちに矯正しておけば、大人になって一から矯正する費用や手間暇を省くことにもつながります。
ただケースによっては矯正期間が長くなったり、装置の違和感がストレスになり外してしまったりする場合もございますので、治療の継続にはお子さまだけでなく親御さまのご協力も不可欠になってきます。
矯正をしている間は、1~2ヶ月に1回程度は通院していただき、歯列の確認や調整を行います。その際に、虫歯のチェックや歯のお掃除などの予防をしてもらうことで、定期的な虫歯予防になります。
特にⅡ期治療でワイヤーやブラケットなどの装置を着けている場合は、食べかすが溜まりやすかったり歯磨きがしにくかったりして虫歯になるリスクが高くなるので、必ず定期的に歯のチェックをするようにしましょう。